保育士さん向け

給料を増やしたい人のための
処遇改善・研修ガイド

行政通知をもとに、混乱しやすい部分を整理しています。
最終判断は自治体の実施要項・園の方針が優先です。

✓ 何をすればいいかが分かる ✓ 園に聞かれた時に困らない ✓ いつまでに何をするかが明確

⚠ 大事な前提
このページは「一般的な整理」です。
研修の分野数・対象役職・提出方法は、自治体と園の運用で変わります。
迷ったら「園の事務担当」と「自治体の実施要項」を確認してください。


役職別:今やること(迷わないチェック)

まず全員共通でやること
  • ✓ 自分の役職と発令内容を確認する
  • ✓ 受講済み分野と時間をメモする(修了証があるかも確認)
  • ✓ 次に受ける分野を1つ決める(いつ受けるかも決める)
  • ✓ 園の担当に「自分の今年の必要分野」を一度だけ確認して記録する
若手・一般保育士
園から急に言われても困らない準備
  • ✓ 「受講予定」を先に作る(受ける分野+月)
  • ✓ 修了証は保存場所を1つに統一する
  • ✓ 園に聞かれたら「いつ・何を受ける予定か」を言える状態にする
職務分野別リーダー・若手リーダー
「受講分野数」と「修了証の管理」が最重要
  • ✓ 今年必要な分野数を園に確認して固定する
  • ✓ 未受講分野は「次の1分野」を最優先で取る
  • ✓ 修了証を園へ提出する方法を確認する(PDF・印刷など)
副主任保育士・専門リーダー
複数分野の「見える化」が鍵
  • ✓ 受講分野の計画を「年単位」で作る(園と共有すると早い)
  • ✓ 自分が担当する分野と役割を整理しておく
  • ✓ マネジメント研修の扱いは自治体差が出やすいので園に確認する


1年分の受講モデル(若手/リーダー別)

使い方
園の必要分野数に合わせて、下のモデルを「そのまま真似」してください。
迷ったら「今期はまず1分野を確実に修了」が安全です。
若手・一般保育士:1年モデル
時期やることゴール
4〜6月受講する分野を1つ決めて申し込む「受講予定」を園に伝えられる
7〜9月受講を完了して修了証を保存する修了証をすぐ出せる
10〜12月園の方針次第で2分野目を検討する来年の計画が立つ
1〜3月受講記録を整理して提出に備える年度末の確認で困らない
職務分野別リーダー・若手リーダー:1年モデル
時期やることゴール
4〜6月必要分野数を園に確認して固定する「今年の必要分野」が確定
7〜9月1分野目を修了して修了証を保存する園にすぐ提出できる
10〜12月2分野目を修了する(必要な場合)年度末の要件に近づく
1〜3月受講状況を一覧にして園へ共有する園の確認が一回で終わる
副主任保育士・専門リーダー:1年モデル(例)
ここは自治体差が出やすいので、まずは園に「必要な分野数」と「必須研修の扱い」を確認してください。
  • 4〜6月:必要分野を確定して受講計画を作る
  • 7〜9月:1〜2分野を確実に修了する
  • 10〜12月:残り分野の受講を進める
  • 1〜3月:修了証と受講一覧を園へ提出できる状態にする


給料が上がりやすい人の共通パターン

共通点①:記録がきれい
修了証の提出が早い。
受講済み分野が一目で分かる。
園の確認が一回で終わる。
共通点②:受講計画が先にある
「いつ何を受けるか」が言える。
園が配分を考える時に対象に入りやすい。
期限前に慌てない。
共通点③:役職の条件を理解している
自分が「どの役職で扱われるか」を理解している。
必要分野数の確認が早い。
説明を求められても短く答えられる。
ポイント
給料が増えるかどうかは、園の配分方針と自治体要件が関係します。
ただし、受講・記録・役職の整理ができている人は、対象に入りやすい傾向があります。



園に聞かれたときの答え方テンプレ(コピペOK)

テンプレ①:受講状況を聞かれた
私の役職:【      】
受講済み研修:【分野:    】
次の受講予定:【分野:    /時期:    】
修了証の状況:【提出済み / 提出予定】
テンプレ②:処遇改善の対象か聞かれた
処遇改善の対象については、
自治体の実施要項および園の方針が優先されるものと理解しています。

私は現在、
【役職:    】として、
【受講状況:    】です。

今後、追加で必要な受講がある場合は、
【対応予定時期:    】に受講できるよう調整します。

テンプレ③:園から「いつまでに?」と聞かれた

まず、【月:    】までに
【分野:    】を修了予定です。

その後、必要に応じて、
【月:    】までに【分野:    】の追加受講を行います。

修了証は、取得後速やかに提出します。

 

ミドルリーダーについて(よくあるご質問)

「ミドルリーダー」という言葉について、よくお問い合わせをいただきます。 あらかじめ整理してご案内します。

ミドルリーダーは、国が正式に定めた役職名ではありません。
多くの園では、

  • 若手と主任・園長の間の立場
  • 後輩指導やクラス運営の中心を担う職員
  • 現場をまとめる役割を任されている職員

こうした方を、園内の呼び方として「ミドルリーダー」と呼んでいるケースが一般的です。

処遇改善等加算との関係について
「ミドルリーダー」という名称だけで、 処遇改善等加算の対象になる・ならないが決まることはありません。

実際には、 園内での役割・配置・研修の修了状況をもとに、 各自治体の実施要項に沿って判断されます。

 

 

※「ミドルリーダー」という呼び方で処遇改善の対象になるかどうかは、
園の配置・研修状況と自治体の実施要項によって判断されます。

※ 迷った場合は、
「今の役職で、どの研修を受けているか・修了証を出せるか」を
整理しておけば、園や自治体への確認がスムーズになります。

多くのケースでは、園内で「ミドルリーダー」と呼ばれている方が、

  • 職務分野別リーダー
  • 若手リーダー

として整理されることが多く、 該当分野のキャリアアップ研修(15時間)を修了し、
修了証を提出できる状態にしておくことが重要
です。

ミドルリーダーの方が今しておくと安心なこと

  • 自分が園内でどの役割として整理されているか確認する
  • 園から求められている研修分野を把握する
  • キャリアアップ研修を修了し、修了証を提出できる状態にしておく

※ ミドルリーダーの扱いや研修要件は、自治体ごとに異なります。
本内容は制度理解のための一般的な整理です。
最終的な判断は、必ず各自治体の実施要項・園の方針をご確認ください。

若手・ミドル・副主任の違い(かんたん比較)

「自分はどこに当てはまるの?」が一目でわかるよう、役割と研修の考え方を整理しています。

区分園内での立ち位置よくある役割研修の考え方
若手経験年数が浅い/主担当が中心クラス運営・日常保育1分野(15時間)から受講するケースが多い
ミドル若手と主任の間後輩指導・クラスまとめ役職務分野別リーダーとして複数分野を求められることが多い
副主任主任を補佐する立場園全体の調整・指導複数分野(将来的に4分野)を前提に整理される傾向

ポイント

役職名よりも、園内での役割研修の修了状況が重視されます。
「ミドルだから対象」「若手だから対象外」という一律判断はありません。

※ 役割の整理や必要研修分野は自治体・園ごとに異なります。
最終的な判断は、必ず各自治体の実施要項・園の方針をご確認ください。

 

最後に(保育士さん向けの大事な一言)

処遇改善や給料の話は、「お願いするもの」ではなく
「条件を整えておくもの」です。

まずはこの3つだけ

  • 研修を受ける
  • 修了証を出せる状態にしておく
  • 状況を自分で説明できる

園からの確認が減る

評価が安定する

配分対象に入りやすくなる

※最終的な要件や提出方法は、必ず各自治体の実施要項・通知をご確認ください。