●保育士等キャリアアップ研修とは 
保育士としての経験年数などの要件を満たした場合に、所定の研修を受け、技能を習得することによって、キャリアアップができる仕組みです。キャリアアップをすることで、処遇改善が受けられます。
 
 
 修了要件 2日間の全研修15時間を受講し、レポートを提出し適正に受講したことが認められる者に修了証を交付します。
 
 
 
 

1.乳児保育

 乳児保育分野のキャリアアップ研修は、おもに

0~3歳未満児向けの保育に関する理解を深める内容です。ほかの保育士に助言や指導ができるような実践的な能力を身につけることが目標です。

具体的には、乳児保育の意義や環境、乳児への適切なかかわり方、乳児の発達に応じた保育内容、乳児保育の指導計画、記録及び評価などについてていねいに学びます。

2.幼児教育

おもに3歳以上児向けの保育内容に関する理解を深めるのが、幼児教育分野のキャリアアップ研修の特徴です。研修修了後は、ほかの保育士に対しても幼児教育に関する適切な助言や指導ができるようになるでしょう。


幼児教育の意義や環境、幼児の
発達に応じた保育内容、幼児教育の指導計画、記録及び評価、小学校教育との接続などが研修の具体的な内容です。

 

3.障害児保育


障害児保育のキャリアアップ研修では、自身やほかの保育士が個々の子どもたちの発達に応じた適切な保育ができるよう障害児児保育に対する理解を深めます

 

厚生労働省が提示する具体的な研修内容としては、障害の理解、障害児保育の環境、障害児の発達の援助、家庭及び家庭機関との連携、障害児保育の指導計画、記録及び評価が挙げられています。

4.食育・アレルギー対応


食育・アレルギー対応の分野のキャリアアップ研修には、大きく分けて3つのねらいがあります。食育に関する理解を深め、食育計画の作成と活用する力を身につけることです。近年増加するアレルギーに関する理解を深め、アレルギーを持つ子どもたちに適切に対応する能力を養います。

おもな研修内容としては、栄養に関する基本知識、食育計画の作成と活用、アレルギー疾患の理解、保育所における食事の提供ガイドラインやアレルギー対応ガイドラインなどがあります。

 


5.保健衛生・安全対策

 保健衛生・安全対策の分野のキャリアアップ研修では、3つの目的が掲げられています。まず、保健衛生に関する理解を深め、保健計画の作成と活用を適切に行なえるようになることが1つ目のねらいです。

次に安全対策に関する理解を深めて、子どもたちが事故などに巻き込まれないよう適切な対策を取る能力を身につけます。

最後に、これらの保健衛生や安全対策に関する具体的な内容としては、以下の三つが挙げられています。

・保健計画の作成と活用、事故防止及び健康安全管理、保育所における感染症対策ガイドライン

・保育の場において血液を介して感染する病気を防止するためのガイドライン

・教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン

6.保護者支援・子育て支援

虐待や貧困家庭への対応の必要性が高まっている現状に合わせ、保護者支援・子育て支援の分野がキャリアアップ研修のひとつに含まれています。

詳細な内容は、保護者支援・子育て支援の意義、保護者に対する相談援助、地域における子育て支援、虐待予防、関係機関との連携、地域資源の活用などです。

保護者支援・子育て支援に関する理解を深め、ほかの保育士に助言や指導を行ないながら、保護者に寄り添った対応ができる能力を身につけます。




 

 
 

 
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